『1971年 BRM Jo Siffert & Clay Regazzoni/BIO-STRATH』
ジョゼフ・“ジョー”・シフェール(シファート)とレガゾォーニの二人ですがレガツォーニは、70年F1デビュー(フェラーリ)、一方のシフェールは71年にBRMで事故死と二人が同時期にチームメイトだった事はないので単に二人がスポンサー『BIO-STRATH (ビオストラス)』と同じスイス出身だった為、起用されたのだと思います。
「ビオストラス」は、日本ではあまり有名ではありませんが、現在でも世界中で使用されており、スイスではオリンピック委員会が選手の健康管理に公認指定しているほどのサプリメントです。
レガツォーニに比べシファートは、日本ではさほど知名度がありませんが、スイス人として始めてF1で優勝を飾ったドライバーで、スポーツカーレースではポ
ルシェ・ワークスドライバーとして活躍し、映画「栄光のル・マン」では彼が個人所有するポルシェ917が使われ、スティ−ブ・マックイーンの役作りのアド
バイザーを務めたという逸話まであります。
1971年10月24日、ブランズハッチで行われたノンタイトルF1レース「ワールドチャンピオンシップ・ビクトリーレースでシフェールのBRM・P160はコース脇の土手に衝突、シフェールは横転・炎上したマシンから脱出できず死亡しました。享年35歳。
死因は火災の煙を吸いこんだことで、事故調査では現場周辺の消火器がどれも機能していなかったことが判明。
この悲劇の教訓から、F1マシンに自動消火装置やヘルメットへの酸素供給ホースを装備することが義務付けられたという逸話もあります。
またシフェールは、地元スイスのホイヤー社(当時)とスポンサー契約しており『栄光のル・マン』に出演するスティーブ・マックイーンに自らがしていた「MONACO」を着用するように勧め、映画公開後、マックイーンの愛用モデルとして有名になりました。
2009年のタグ・ホイヤーの「MONACO」のプロモーションビデオでスティーブ・マックイーンとハミルトンが競演しています。 『栄光のル・マン』をベースにした物でCG合成は今ひとつですが中々良く出来ていて楽しめます。
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